オフィスにグリーンを設置するとさまざまなメリットが期待できますが、導入時にはポイントをしっかりと押さえて選ぶことが大切です。そこでこちらの記事では、オフィスグリーンを取り入れる際のメリットや導入時にチェックしておきたいポイント、導入事例などについてまとめています。
植物は二酸化炭素を取り込み、酸素を出すことから、空気の清浄が期待できます。中には窓をなかなか開けられず、閉め切った状態になっているオフィスもあると考えられますが、このようなオフィスに植物を設置することで、二酸化炭素濃度を下げることが可能に。さらに、植物は癒しの香気成分ともいわれるフィトンチッドを放出しているとされている点から、快適な空気環境にしてくれる効果も期待できるといえます。
パソコンを使用して作業を行った後、緑色やまだら模様が入った植物を見ると眼精疲労が軽減されるといわれています。視界に入る緑が多いと、安らぎなど快適性を高める心理効果が期待できます。この点から、オフィスグリーンを設置して適度なリラックス感をもたらすことにより、モチベーションをアップさせたり作業効率を高めたりする効果も期待できます。
オフィスグリーンを設置することにより、オフィスを訪れた人に良い印象を与えやすくなります。「おしゃれなオフィス」「きれいなオフィス」という印象から「このような環境で働いてみたい」と感じる人もいるでしょう。また、オフィスグリーンを取り入れている場合には、自社の魅力としてホームページなどで発信をしやすくなります。
このような面から、オフィスグリーンを取り入れて企業イメージを向上させることで、採用力の強化につながると期待できます。
オフィスグリーンを設置する場合、「本物の植物を使用する」場合と「フェイクグリーンを使用する」という2つの選択肢があります。本物の植物の場合は、香りや生命力を感じられるメリットがありますが、その反面水やりや剪定などのメンテナンスが必要です。対してフェイクグリーンは本物の植物と見た目そっくりに作り上げたもので、低コストで設置できるという面があります。
オフィスに設置する場合は、管理の手間が少ない植物を選ぶのがポイントです。デリケートな植物を選ぶと、さまざまなお手入れが必要になりますが、あまりにもやることが多いと業務の妨げになってしまう可能性も考えられます。そのため、水や肥料を与えるタイミングが高頻度ではない、葉が落ちにくい、長く楽しめるなど、「管理が楽か」という観点で選ぶことがおすすめです。
コスト面についても考えることが大切です。本物の植物を設置した場合には維持費がどうしてもかかってくるため、予算とのバランスを考えながら選ぶようにしましょう。場合によっては、フェイクグリーン全体に配置する中に、一部のみ本物の植物を入れるなどの工夫をするという選択肢もあります。 このように全体的なコストを検討し、難しいようであれば専門の業者に相談して予算内に収めるための方法を検討してみてはいかがでしょうか。
「オフィスと調和するか」も確認しておくべきポイントです。そこまで広くない空間に存在感のある植物を配置した場合、リラックスできる空間を作れるとは言い難い面があります。また、オフィスは落ち着いた雰囲気なのに植物の色柄が奇抜だと空間に馴染みませんし、花の香りが強すぎると気になって仕事に集中できない人も出てくるかもしれません。 以上の点から、オフィスに合っているかどうか、また業務の妨げにならないかなども考えながら配置する植物を選ぶことが大切です。
近年、天井からつるすタイプの観葉植物を選択するケースも多くなっているようです。このタイプの観葉植物は、オフィスの広さを問わず飾れる点がメリットです。ただし、水やりがしにくい面があるため、乾燥に強いタイプの植物を選ぶ必要があります。
エコフレンドリーとは、「環境に優しい」という意味で使われている言葉です。例えば、リサイクル素材や再生可能資源など環境に配慮した素材を使用する、LED照明などエネルギー効率の良い照明と緑化を組み合わせて、電力消費を抑えつつ快適な空間を作るなどの方法が考えられます。
空間デザイン・植栽メンテナンスを手がけるmegrassでは、静岡県浜松市にあるビルの内装リフォームに伴いラウンジ装飾を実施。この事例では、アーティフィシャルグリーン装飾を天井や壁面部に設置している点がポイントです。装飾そのものは存在感があるものの、自然で落ち着きが感じられる空間演出となっている点が特徴といえます。
観葉植物のレンタルを手がけているヴェルジュでは、オフィスビルのエントランスやショッピングオール、ホテルのロビーにおける観葉植物の寄せ植えによるオフィスグリーンを提供しています。同社で用意しているグリーンレンタルサービスでは、観葉植物のメンテナンスが月2回行われることから、顧客側での管理は一切不要となっています。
GREEN FOREVERは、観葉植物のレンタルを取り扱っている会社です。同社が提供するサービスでは、顧客の希望に応じて観葉植物を選ぶことができます。ある事例ではオフィスにS鉢(4号)の観葉植物を設置していますが、木材を使用した家具を多用しているオフィスに緑がよく合います。レンタルした観葉植物は月2回メンテナンスを実施していることから、美しい状態を長い期間保てます。